ガレージ造りの資料
ガレージ造りをするにあたって買った資料です。雑誌の場合,絵にならないからか,実際にバイクや車を弄っている
人のガレージ掲載は極端に少なく,殆どが「人に見せるためのガレージ」「ショールーム」「実物大のジオラマ」といった
感じで,あまり参考にはなりませんでした。プライベート工場?を目指す俺とは方向が少々違うようです。
ガレージ・ライフ(季刊):ネコ・パブリッシング 唯一?ともいえるガレージ関係の雑誌。 ハッキリ言って庶民のガレージ?の掲載は少ない。 「フェラーリ(orポルシェ),スポットライト,生活感無し, 使った形跡のない?Snap-onのチェスト…」 なんていう条件がこの雑誌に載るガレージか…。(笑 まぁ,憧れは憧れとして参考程度に…。 |
ガレージのある家100例:ネコ・パブリッシング ガレージ・ライフ特別編集のムック本。 季刊雑誌からのダイジェスト版で,その中から 建築家の作品をプロットしたもの。 土地持ちで,人に見せるためのガレージと 家造りを目指す人には参考になるかも。 価格は\1,905+税 |
ガレージのためのPARTS&MATERIALS これもネコ・パブリッシングの発行。ガレージ造りの ための住宅建材カタログだ。シャッター,床材,壁材 設備機材など。この本は実際に家の設計者に見せて 説明するのに役に立ったが,価格は\1,905+税と 高価なので,ちょっと勿体ない気も。立ち読みで建材 名称を調べてネットで検索というのが賢い消費者か…(w。 この本の続刊としてPARTS&MATERIALS2004,2005が 出版されている。 |
AUTO WORKSHOP:MBI Publishing アメリカから個人輸入した本。これはけっこう 役に立った。基礎造りから始まり,建物の造り方, 電気配線,レイアウト,ツーバイフォー材を使った ワークベンチの造り方まで書いてある。しかし, あくまで土地の広大なアメリカでのガレージの話。 日本の住宅事情には参考にならない所もある。 農家などの土地持ちの人はこれを参考にすれば 相当良いガレージが出来る事だろう。 価格は$16.95でした。 |
モト・メンテナンス(隔月刊):ネコ・パブリッシング 何と言っても,ほぼ年イチで特集されるモトメンテの ガレージ特集が一番役に立つと思う。バイク乗りの 場合,実際に本気で弄っている人が多く参考になる。 決してショールームではない,等身大のガレージが 多く掲載されるのには好感が持てる。これは2009年 12月発売の87号。この「“M”Zone」というガレージ 特集もすでにpart12になっている。価格は\1300。 |
ガレージスタイル:モーターマガジン社 ガレージライフの2番煎じ?のムック本? という感じだが,実は,モーターマガジン誌に連載 されていたガレージファイルのダイジェスト版。 この本もまた「絵になるガレージ」しか載っていない のが残念なのと,当然,二輪愛好家のガレージは 載っていない。価格は本体1,905円+税 |
ドゥーパ!(隔月刊):立風書房(学研) DIY雑誌も最近はガレージを特集する。この雑誌も 過去に何回か特集している。木工作業が主だが ガレージの整理やレイアウトの参考になる。H15年 9月8日に発売された10月号はガレージ特集だった。 価格は定価730円。 |
AUTO WORKSHOP DESIGN&PLANNING MBI Publishing 上記のAUTO WORKSHOPと重複する内容もあるが, こちらの方がより実践的。プランニングの図例が多数 載っている。しかし,広大な土地のアメリカじゃないと そのまま使える図は少ないがレイアウトの参考になる 価格は$22.95でした。 |
MOTORCYCLE WORKSHOP Whitehorse Press これはガレージというより二輪車整備工場を作る ための本だ。レイアウトから始まり,必要な機器の 説明,塗装ブースのためのライティングの設計までも 書いてある。単なる保管場所ではなく整備場所としての ガレージを目指す人には大変参考になるだろう。 価格は$19.95でした。 |
ガレージ&工房:立風書房(学研) H15年12月8日発売のドゥーパ!増刊号である。 大半は左上に掲載した10月号の内容と重複するが, この本はガレージだけの記事なのでバックナンバーを 買うより役に立つかも。価格は定価1,260円 |
美しいガレージ:辰巳出版 新たにアップしたが新刊ではなく,H15年9月発売の本。 これもまたガレージライフの2番煎じの感は否めない。 「美しいガレージ」というテーマがあるのに,イマイチ焦点が ぼやけているのは,ガレージライフ他の雑誌で未だ取り 上げられていない?ガレージを載せたためなのだろうか? ちなみに,バイクのガレージは一軒も載っていない。 価格は定価1,800+税。この本は買いじゃないなぁ。 |
ガレージ工房vol.2:立風書房(学研) 6月17日に発売された上記の本の続編。木工DIYの 雑誌なので「&」がいつの間にか無くなり,ガレージ よりも工房が主になってしまったのはご愛敬か(笑 ガレージをセルフビルドしようとする人には参考になるが, そのガレージ内で本格的にバイクや車を弄ろうとする人 にはあまり参考にならないかも。価格は\1200(税込み) 蛇足だが,立風書房は7月1日に学研と合併したようだ。 |
楽園工房 No.3:ノースランド出版 そのままドゥーパ!の2番煎じという感じの雑誌もついに? ガレージの特集だ。スキーグラフィックの別冊という事だ が,毛色の違う雑誌を出版する時,雑誌コードを取得せず にしばらく続けるというのはよくある例。売れなければ そののまま廃刊だ。内容は,参考にならない訳ではないが それ以上の物は無い感じだ。価格は定価790円。 この本も買いじゃないなぁ。8月25日発売。 |
自作派のためのGarage Life:ネコ・パブリッシング ガレージライフもついにドゥーパ!の3番煎じか…(笑 役に立つとは思うが所詮クルマ雑誌。悲しいかな木工 DIY系にはそんなには強くない。本当の自作というより 輸入品のキットガレージの記事が中心だ。個人的な感想 だが,この本何となく余白が多いなぁ。この本はキット ガレージを作ろうとする人は参考になるが,本当の自作を 目指す人には勧められない感じか。8月31日発売。 定価2000円 |
ガレージスタイル2:モーターマガジン社 前巻と同じような内容だが,今回はモーターマガジン誌の 姉妹誌であるゴーグル誌に掲載された記事を「憧れの ライダーズ・ガレージ」として二輪愛好者のガレージも 載せている。これでますます紙面がガレージライフ化か? 定価2000円 |
Garage Gear:ネコ・パブリッシング 雑誌「ガレージライフ」の中で紹介されたガレージグッズ を集めた本。というより,ネコ・パブリッシングの通販サイト である「ホビダス」の有料カタログと言うべきか。雑貨好き には物欲を刺激される本だろう。掲載商品をホビダスで 手軽に買うのもいいが,この本を元にさらに安い店を探す のも楽しみだと思うし,そうするのが賢い消費者と言える のではないだろうか。 定価840円 |
マイ工房&ガレージ:学研 このシリーズも何作目なのか…?出版される度に工房が 頭になったり,ガレージが頭になったり,&が無くなったり するのには苦笑。しかも,過去の物は立風書房合併の ドサクサ?で絶版のよう。内容的には前回と変わらないし 紹介されているガレージや工房も「どこかで見たなぁ。」と いうものばかり。この手の本は一度買えばいい気がする。 雑誌の性格ゆえ,紹介されているのはウッディなガレージ ばかりだが,ガレージライフよりかは現実味のあるガレージ なのは好感が持てる。 定価1365円 2009/02/15発行 |
旧車の棲むガレージ:芸文社 国産旧車雑誌ノスタルジックヒーローの連載記事である ヒーローの棲むガレージというページをまとめたムック本。 ガレージライフ誌とは違い,ノスヒロ誌読者は本気でいじる 人が多い?ため,ジオラマ的な見せるガレージの紹介は 極端に少なく,スナップオンの工具箱所有者も極少(笑。 雑然としていなくて本気でいじっている雰囲気,この点 俺の考えと同じ方向性で好感が持てた。これが,オールド タイマー誌になると「かなわないなぁ」と痛感するくらい 車いじりのレベルが違ってしまうのだが…。 定価1500円 2009/03/18発行 |
ガレージビルダー:八重洲出版 で,オールドタイマー誌がガレージ造りの本を出すと こんな感じになる。パラパラと立ち読みしただけでは 大半の人は内容を理解できないだろう。これは自動車 趣味の雑誌なのか?まさにガレージを一から一人で 作るという感じなのだ。整地,足場組み,鉄筋の配筋, コンクリート打ち,便器を和式から洋式に変更する リフォームまで掲載されている。ガレージというより, 作業場兼車庫もしくは納屋を造るといった風情(笑。 そこにはスナップオンのチェストは存在しないし,ダウン ライトの照明も無い超マニアの世界が存在する…!。 ちなみに,表紙のコンクリート打ちをする可愛い女の子は OT誌編集長とミスターバイク誌などで有名な交通事故問 題ジャーナリスト柳原三佳氏夫妻の娘さんだそうです。 今回は付録として生コン作業のDVDも付いている。 本体1500円+税 2009/03/26発行 |
ガレージビルダー No.2:八重洲出版 ガレージビルダーの第二弾。今回もガレージ自体を セルフビルドするというコンセプトは健在。他のガレージ 系の雑誌は,「いかにして出来上がった建物を自分の ガレージスタイルに作りあげる」とか,「いかにカッコイイ ガレージを建築家などに頼んで建てる」,などという内容 なのだが,オールドタイマー誌は違う。「ガレージを自らの 手で作ること自体を趣味として楽しもう」といった感じなのだ。 今回は「素人が挑んだアスファルト舗装奮闘記!」 というDVDが付録として付いている。前号の表紙を飾った 編集長の可愛い娘さんは今回もアスファルト舗装で プライムコート撒いたり,プレート転圧したりして頑張って ます。ゆく末が楽しみな女の子ですなぁ。 本体1435円+税 2010年1月発行 |
ザ・アメリカンガレージブック:エイ出版社 アメカジ系?の雑誌であるライトニングがガレージムック を作るとこんな感じか。この手の先駆者?はライトニングの ライバルであるデイトナ誌のイメージキャラクターである所 さんの世田谷ベースなんだろうが,バイクはハーレーもしくは トライアンフ,R66の看板,ファイヤーキング,オイルメーカー の看板等々,アメリカンなガレージというのはどうもワン パターンに陥りやすいというのが露呈されてしまったようで ちょっと残念。 定価998円 2010年2月10日発行。 |
BIKER-MON:有限会社 源 ハーレー専門誌「VIBES」から派生したバイカ-グッズの 季刊誌「BIKER-MON」も今号で20号。今回はガレージの 特集で,IN THE GARAGEと称して本気でハーレーを弄っ ている人のガレージを紹介。左のアメリカンガレージブック に比べ,どちらかと言えば小綺麗でないガレージであるが, 本気でハーレー好きな面を感じることが出来て俺的には 好感が持てる。アメリカンガレージブックの場合,単なる雰 囲気作りだけだからである。その他の記事は,「工具専門 店のお薦め工具カタログ」と称して各ショップのお薦め工具 を紹介している。企画内容的には笠倉出版社から発売さ れている「工具&ガレージライフ」と似ている感じ。 定価1000円 2012年12月27日発行。 |
決定版 男のガレージ&工房:学研 今回はタイトルに「決定版」と言う文字が付いているが, 出版元によると「男の憧れの空間ガレージと工房の実例 を多数収録したボリューム満点の決定版。」ということ らしい。確かに紹介されているガレージや工房も「どこかで 見たなぁ。」というものばかり。バックナンバーを確かめて いないが,内容的には過去のダイジェスト版といった風情 である。DIY雑誌ドゥーパのムックとしてスタートしたこの シリーズは当初DIYで作るウッディなガレージが中心 だったが,最近はダウンライトやスナップオンのチェストが 登場するガレージの紹介も増えてきてガレージライフの 2番煎じのようになったのは残念な限りである。 定価1600円 2013年8月28日発行。 |
書籍購入の参考リンク
アマゾンジャパン:上記の洋書も扱っていて円安時は個人輸入より安い。俺もここで買えばよかったかも???
楽天ブックス:ここは新本だが,楽天フリマでは中古の本も扱っているのでそういう選択もある。